循環器病研究委託費17公ー1、登録研究(JR-NET)のお願いとお知らせ 2007.12.25  



会員(専門医)各位

拝啓 師走の候、会員各位にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます
カテーテルインターベンション(IVR:interventional radiology)は、身体に負担が掛からない低侵襲治療の代表として近年急速に発展普及している治療法で、脳領域においてもIVR(脳血管内治療)は器材の進歩と技術の開発により適応は大きく広がり、脳神経疾患の治療法として欠くことのできない基本的な治療手段となっています。実施症例数は増加の一途をたどっていますが、特殊な器材を放射線機器(血管撮影装置)の下で取り扱う治療であり、高度な技術と経験を要するため、術者の教育と治療の安全性の確保に社会の関心が高まっています。安全確実に治療を行うための標準的治療の確立および術者および治療スタッフの教育を含めた実施環境に関する一定の指針作りが急務の課題となっていることを受け、平成17年度に厚生労働省の循環器病研究委託費事業に脳神経領域における「カテーテルインターベンションの安全性確保と担当医師の教育に関する指針(ガイドライン)作成に関する研究」が採択されました。
 IVRの特徴として、機器器材および技術革新のスピードが速く、論文を中心としたいわゆるクリニカルエビデンスを基にしたガイドラインでは、治療の安全性と術者教育に関する実質的な指針になり難いという側面があります。そこで、指針(ガイドライン)作成の基礎資料として、国内で行なわれた治療症例の実施内容および合併症の頻度と程度、術者の習熟度等の実態を調査する登録研究を行うことにいたしました。国内の脳血管内治療のデータ管理システムが整備され、種々の臨床共同研究を進める上での基盤を確立することも可能となり、本登録研究の意義は大変深いと考えております。患者さんの個人情報はもとより、登録された専門医に関する個別の情報も、独立したデータセンターが管理するシステムを構築することにいたしました。
 昨年11月の理事会にて、この登録研究JRNET (Japanese Registry of Neuroendovascular Therapy)にできる限り多数の専門医が参加していただくことをお願いすること、及び今回の指針作成が脳血管疾患の治療全般に密接に関連した事業であることに鑑み指導的立場におられる専門医指導医認定委員のお力を拝借するため研究協力者としてご参加いただくこと、を承認していただきました。
 すでにご協力いただいております先生には厚く御礼申し上げます。登録終了日は1月7日正午、
症例報告書入力期限は1月31日正午となっております。重ねて、会員(専門医)各位のご協力をお願い申し上げます。今後とも何卒宜しくご協力賜りますようお願い申し上げます 。
                                             敬具

循環器病研究委託費17公ー1 坂井信幸(神戸市立医療センター中央市民病院)

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  研究計画書(1.2版)
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