急性期脳梗塞に対する放射線部門体制と画像検査の実態調査のお願い

JSNET準会員各位

救急診療における画像検査は,撮影装置の性能向上などによって医師からのニーズも多様化しその重要度が増しています.急性期脳梗塞疑い症例では,確定診断や治療の方向性を決定するうえで画像検査が必須であり,画像検査では適切な撮影技術(プロトコル)をもっての検査が重要です.一方,急性期脳梗塞症例では,治療までの時間が予後に大きな影響を及ぼすため,常に時間を意識した診療・画像検査が求められます.放射線部門においては治療までの診療を途切れることなくシームレスに展開できる体制が必要と考えます.脳卒中患者に対する診療体制については,2018年に,『健康寿命の延伸等を図るための脳卒中,心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法』が成立し,その基本理念には,医療体制の整備も明記されており適切な画像診断体制の整備が必要とされています.今回のアンケート調査では,急性期脳梗塞に対する放射線部門体制の現状把握,検査内容の把握とともに,チーム医療としての放射線部門の役割について検討できればと考えています.誠に恐縮ですが,何卒ご協力の程、よろしくお願い申し上げます.

尚,本アンケート結果は学会発表および日本救急撮影技師認定機構のHP掲載に使用いたします.

入力フォーム:https://forms.gle/M3AAFPGhkTBxhc3a6

調査名:急性期脳梗塞に対する放射線部門体制と画像検査の実態調査
調査内容:急性期脳梗塞症例の診療体制, 放射線部門の体制, 撮影条件(CT検査,MRI検査)
調査方法 :アンケート調査 
倫理審査  :受付番号2021-016 りんくう総合医療センター倫理委員会2021年9月7日承認
調査施設 :全国にある脳卒中患者受け入れ施設 
調査期間 : 2021月12月31日まで
研究班構成員: りんくう総合医療センター 西池 成章、りんくう総合医療センター 梅木 拓哉、国立病院機構仙台西多賀病院 高橋 大樹、国立病院機構水戸医療センター 大曽根 敏彰、大阪急性期・総合医療センター 中 智章、神戸赤十字病院 宮安 孝行

お問い合わせ
りんくう総合医療センター 放射線技術科 西池成章
s-nishiike@rgmc.izumisano.osaka.jp

【 資料 】
一次脳卒中センター(PSC)一覧:https://www.jsts.gr.jp/facility/psc/index.html