理事長交代にあたって  2012.12.1

日本脳神経血管内治療学会理事長退任にあたって
三重大学理事・副学長
滝 和郎

皆様大変長い間お世話になりました。日本脳神経血管内治療学会は急速に発展し2006年にNPO法人化が行われました。以来理事長を拝命してまいりましたが、私は、この法人化以前から専門医制度の導入、法人化へ向けての会則の変更などに取り組んでまいりました。専門医制度の準備委員会から始まり2000年の指導医認定開始と2002年からの専門医試験開始、そしてその充実、またその後の専門医広告の取得、日本専門医制評価・認定機構入社の実現、訓練施設認定、JNET機関誌発行、また新種機器の導入のためのガイドライン作り、地方会整備、などはこの学会の公的な位置づけを示してゆくうえで大変重要なプロセスでありました。このような時期に学会の中心で活動させていただいたことは大変光栄なことであります。たくさんのことがこの間に行われてきましたが、皆さんのコンセンサスが得られるまで多くの意見を拝聴し、じっくりと対応してきたことが順調に進められた理由かと思います。さらに会員の皆様、特に旧世話人ならびに理事の方々の人並ならぬ御努力・ご協力により素晴らしい学会になってきたのだと感謝しております。今後は研修プログラムの改良、専門医制評価・認定機構内での、この学会と他学会との位置づけなど重要案件が待っております。また新規問題もいろいろ出てくると思います。私は2012年11月30日をもちまして退任いたしますが、今後、兵頭明夫新理事長を中心とした新体制になります。ますます発展する学会にしていただければ幸いです。私も理事として少し年数がございますし相談役も仰せつかっておりますので、新体制の下、これからも学会に対して努力してまいります。最後になりますが理事長在任中の皆様方の御協力・御支援に感謝し退任の挨拶とさせていただきます。有難うございました。




 

日本脳神経血管内治療学会理事長就任にあたって
獨協医科大学越谷病院脳神経外科
兵頭明夫

理事長に就任致しました獨協医科大学越谷病院脳神経外科の兵頭明夫です。身に余る光栄であると存じますとともに、滝先生という偉大な理事長の後任という重責に身の引き締まる思いです。本学会は発足から30年あまりを経ておりますが、今までいくつかの変革を経て現在に至り、約3000名近くの会員を擁する大きな学会に成長してきました。私はこの学会とは発足当初からかかわっておりますが、学会運営に深くかかわるようになったのは会長予定者となった2000年以降のことであります。その間事務局の名古屋大学から学会事務センターへの移転、学会事務センターの破綻を経験しての現在のメディカルトリビューンへの移転、さらにはNPO法人への移行と多くのことに仲間の先生方と直接かかわって参りました。その間、前理事長である滝先生を皆で支えて参った結果、幸い良い方向に向かい、本学会は現在も右肩上がりの勢いを維持している数少ない学会の一つだと思います。しかしながら社会情勢の変化に伴い、本学会にも多くの課題、改善しなければならない点があるのも事実です。今後も有能な理事の先生方にご協力いただき、引き続き多くの課題に適切に対処すべく努力する所存ですので、ご協力よろしくお願い申し上げます。

 
第33回 学術総会 WFITN2017