協力のお願い  日本脳神経血管内治療学会専門医制度に関する基礎データの収集について  2012.12.15

日本脳神経血管内治療学会 専門医各位

拝啓 平素、NPO法人日本脳神経血管内治療学会の活動にご協力いただき誠にありがとうございます。
さっそくですが、我が国の専門医制度の整備が進んでいることは皆さんもご存じの通りです。これまでに18の基本診療科の専門医制度の整備が概ね完了し、2012年度末までに厚生労働省の「専門医の在り方に関する検討会」の最終報告が取りまとめられ、新たな仕組みが導入される可能性が高くなってきました。
新たな仕組みの骨子は以下の通りで、「専門医の質の一層の向上をはかり良質な医療を提供する、地域医療の安定的確保」が期待されるとされています。
 1:新たな専門医の仕組みを、医療を受ける側の視点も重視して構築。
 2:中立的な第三者機関を設立し、専門医の認定と養成プログラムの評価・認定を統一的に行う。
 3:「総合医」「総合診療医」(総合的な診療能力を有する医師。※名称については、引き続き検討)を基本領域の専門医の一つとして加える。
 4:例えば、専門医を「それぞれの診療領域における適切な教育を受けて十分な知識・経験を持ち、患者から信頼される標準的な医療を提供できる医師」と定義。
 5:「総合医」「総合診療医」や「領域別専門医」がどこにいるのかを明らかにし、それぞれの特性を活かしたネットワークにより、適切な医療を受けられる体制を構築。
 6:新たな仕組みの構築に併せて、広告が可能な医師の専門性に関する資格名等の見直し。
 7:専門医の養成数は、養成プログラムにおける研修体制を勘案して設定。
日本脳神経血管内治療学会認定脳血管内治療専門医は現在広告が可能な専門医として認定されていますが、今後、その位置づけがどうなっていくかはわれわれにとって大きな関心事項です。新たな仕組みでは、「プロフェッショナルオートノミー(専門家による自律性)を基盤とすべき」と言いつつ、「専門医のキャリアや認定基準、更新基準などの情報を国民に分かりやすく示す仕組み、中立的な第三者機関の評価・認定」などが求められています。脳血管内治療専門医が、新たな仕組みの中で「サブスペシャルティ領域の専門医」に位置づけられるかはまだ流動的であり、日本脳神経血管内治療学会は、的確な情報の収集と関連諸学会との密接な連携をはかり、新しい仕組みの中でも我が国の医療に必要な専門医制度として位置づけられるように努力する所存です。今後の制度設計、内外への説得力のある説明のために、現状をできるだけ正確に把握する必要があります。
このたび、日本脳神経血管内治療学会は専門医制度委員会で検討した結果、全専門医および研修施設に添付の調査を行うことにしました。施設調査に関しては、研修施設認定の申請書類に含めましたが、専門医が在籍し脳血管内治療を実施している施設からの報告も歓迎いたします。専門医(指導医)および脳血管内治療実施施設の活動状況を基に今後の制度設計を行っていくことが重要であると学会は理解しており、専門医制度委員会は全専門医、全施設の協力を強く求めています。本調査の意義をご理解いただき、すべての関係者が現状をご報告いただきますようお願い申し上げます。
なお、本調査の内容は集計結果のみが公表され個別のデータは学会事務局が個人情報保護指針(2005.6.1、学会ホームページに掲載)に基づき厳重に管理します。専門医更新、施設認定などに影響することはありませんが、調査に参加iした専門医および施設名を公表することにしております。何卒宜しくご協力賜りますようお願い申し上げます。           敬具

本調査に対するご質問、ご意見は、学会事務局(専門医制度)(jsis-hq@umin.net)までお願いいたします。
2013年1月31日までに、FAX(03-3239-7225)またはメール(jsin-hq@umin.net)にてご報告ください。

資料
  1 専門医調査説明
  2 専門医調査フォーム(Excel)
  3 施設調査説明
  4 施設調査フォーム(Excel)


第33回 学術総会 WFITN2017